愛知県より感謝状が届きました。

手前味噌ですが、本当にたくさんの患者さんを対応してきたなと思います。

思い返せば、コロナが流行り始めて、コロナとはなんなのかがまだ分からず、皆が外出を控え、マスクがなくなって、手作りしたり、除染作業並みの宇宙服のような防護服を着て対応していた頃もありましたね。

あの頃、病院として、コロナや発熱等の症状がある患者さんにどう対応していくべきなのか我々は判断を迫られました。

通常診療にいらっしゃる患者さんとの棲み分けや、感染対策等を含めると、コロナ患者さんを受け入れないという判断をした病院もありました。

しかし、当院は、コロナ患者さんにも対応することが、地域の感染症拡大防止に貢献できると考え、検査機器等を揃えたり、車での待機などを含めた感染防止策や、職員の患者さん対応の動きの改善を行い、積極的に患者さんを受け入れていこうと決めて、現在に至るまでたくさんの感染症患者さんの対応をして参りました。

それに加えて、ワクチン接種を推進することも、地域の感染症拡大防止につながる重要なもう一つの柱と考えて、こちらも積極的に行ってまいりました。

特に、夕方のワクチン接種は他でできる病院があまりないようで、たくさんの働く世代の方から、この時間帯にやってもらえてありがたいと感謝の言葉を頂戴しました。

今後も、目先のことにとらわれた判断ではなく、多くの方が健康に過ごしていけるような世の中になるように先を見据えた診療を行っていきたいと思います。